デジタル化に伴い、日常生活においてさまざまなニュースがあらゆる手段で常時入手できる時代となりました。一方、これだけたくさんのニュースが氾濫しているということは、必要な情報が埋もれてしまう恐れがありますし、ニュースを選別するだけで負荷がかかってしまいます。
私は、新聞記者などのマスコミの方に対応する職種で仕事をしています。そんな私が、日々のニュースをどのメディアから入手しどのようなツールで閲覧しているかを記したいと思います。
結論を先に述べますが、
・楽天証券スマホアプリ「iSPEED」で日本経済新聞を毎朝10分閲覧
・ツイッターの「日本経済新聞電子版」アカウントを随時チェック
・ツイッターの「NHKニュース」アカウントを随時チェック
基本的にはこの3つのツールでニュースをチェックしています。
新聞購読者数は下降線をたどる
情報収集ツールが拡大するにしたがって、新聞を購読している人は徐々に減ってきています。日本新聞協会によると、新聞購読部数は年を追うごとに減少しています。
・2000年:5300万部 1世帯当たり1.13部
・2010年:4900万部 1世帯当たり0.92部
・2020年:3500万部 1世帯当たり0.61部
こうした状況の中、新聞記事もネット環境での閲覧などデジタル化対応が進んでおり、私自身も新聞記事をスマホで読むようにしています。

経済記事なら日本経済新聞の取材力が圧倒的
ここからは、ニュースの入手先として日経新聞とNHKを選定した理由、および、閲覧ツールとして楽天証券スマホアプリ「iSPEED」とツイッターを活用している理由を説明します。
会社員なら最も注目するニュースは「経済ニュース」だと思います。すべての新聞の中で、日経新聞の経済面のボリュームは他を圧倒するのですが、日経は記者の取材力も群を抜いている印象があります。
どの新聞記者も記事執筆基準は「その事象に社会性があるかどうか」であることは共通しています。ただ、日経新聞の記者は総じて、「その事象の社会性とは、誰にどういった価値を生み出すものなのか?」など、具体的な社会価値を徹底的に追求したうえで記事を書く傾向が強いと感じます。
一昔前はどの企業でも、毎朝、日経新聞を読むことを奨励していた時期があったと思います。今はその風潮も徐々にも薄れてきたように思いますが、まだまだ企業における「日経新聞信仰」は根強いです。それもそのはず、日経の取材力を見るに、経済記事は日経新聞一択で良いと私も思います。
NHKも核心をつく取材を敢行する
経済ニュース以外はNHKのニュースを追えば、ほぼ網羅できると思います。NHKもまた、ただ単に事象を伝えるだけにとどまらず、的を得た取材をするので、記事一つ一つが核心をついた奥深いものとなり読みごたえのある記事を生み出します。特に社会ニュースのコラム記事は、地道な取材をしていることがにじみ出た仕上がりとなっていると感じます。NHKの記事からは世の中の社会問題を本気で考えさせられます。経済記事以外はNHKのウエブサイトを見ておけば大丈夫だと思います。
日経朝刊を「iSPEED」で 10分閲覧。しかも無料
前日のニュースを全体的に把握するために、私は毎朝、楽天証券スマホアプリ「iSPEED」で日本経済新聞朝刊を閲覧しています。 iSPEEDは、楽天証券の口座を開設したら、アプリをダウンロードし無料で使用できます。つまり、無料で日経新聞が読めるということです。
iSPEEDの特徴は、見出しがテキストファイルで一覧となって表示されるので、一通り見出しだけに目を通すことができるところです。気になる記事は、見出しをクリックすれば記事画面に移行し、必要に応じて新聞記事の紙面PDFも閲覧することが可能です。
日経新聞朝刊の内容をサクサクと10分ほどで網羅できるので、本当に価値あるアプリだと思います。



しかも無料で

これが使い勝手を高めます

紙面と同じPDFも貼付されています
NHKニュースはツイッターアカウントをチェック
当日のタイムリーなニュースについては、日経新聞電子版とNHKニュースのツイッター公式アカウントを随時チェックしています。両アカウント共に頻繁に情報がアップされているので、タイムラインではなく、各サイトを開いてスクロールするようにしています。特にNHKニュースアカウントは、小ネタから重厚感たっぷりのコラム記事まで情報が満載です。
ニュースチェックは1日30分でOK
iSPEEDで日経朝刊のチェックを10分、NHKニュースと日経電子版のツイッターアカウントのチェックを20分。1日のニュースチェックは合計30分でOKです。
iSPEEDとツイッターの両ツール共にスマホでサクサク読めるので、全くストレスになりません。
日々の生活にニュースは切っても切り離せない存在です。ですので、効果的効率的チェックすることで、上手にニュースと付き合っていきたいものです。
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