氷河期世代の転職活動記⑦ ~2社目の一次面接と最終面接~

転職

私は40代半ばの役なし会社員です。2021年8月に転職エージェントに登録し、翌9月から転職活動を開始しました。
活動を開始して4カ月が経過しましたが、まだ内定は出ていません。

2021年12月末時点の戦績は、
・書類応募:5社
・書類通過:2社
・1次面接通過:2社
・最終面接通過:ゼロ  となっています。

これからも転職活動を継続していきますが、ひとまずは転職活動に至る背景やこれまでの活動経緯の振り返りを何回かに分けて記したいと思います。

転職する理由には、「こうした仕事にチャレンジしたい」「こうした会社で働きたい」「収入をアップしたい」などのポジティブなものが挙げられると思います。一方で、私と同じような氷河期世代にとっては、必ずしもポジティブな理由だけではありません。

このブログでは、私の転職活動を赤裸々に記していきます。ですので、特に出世コースから外れた氷河期世代の方にとって共感いただける内容になるかと思います。

過去6回の記事は、以下のテーマで執筆しています。
・第1回:転職活動に至るきっかけ
・第2回:転職エージェントへの登録
・第3回:職務経歴書の書き方
・第4回:初めてのリモート面接の事前準備
・第5回:初めてのリモート面接(一次面接)
・第6回:初めての最終面接

7回目の今回は、「2社目の一次面接と最終面接」についてです。
私はこれまで最終面接を2社受けましたが、両方とも不合格となりました。今回は2社目の一次面接と最終面接について記します。

2社目の一次面接を簡単に振り返り

一次面接はとても話が弾んだ

2社目の一次面接も1社目同様、リモートで実施されました。概要は下記のとおりです。

・求人企業:非上場の部品メーカー
・求人ポジション:某部署の課長
・面接官:配属予定先の部長人事の課長の2名
・面接時間:約1時間
・面接手段:Zoom

各面接官からの質問は下記のとおりです。

人事の課長からの質問
・自己紹介
・志望動機
・内定後、どれくらいの期間で入社可能か
・年収の「その他手当」の内訳は
・現職で残業はどれくらいしているのか?
・転職理由は
・転職先は職種で考えているのか業種で考えているのか

配属予定先の部長からの質問
・終始雑談で、面接官の話の合間に自分の意見を伝えるという形式

この面接では、面接官お二方との相性が良く手ごたえがありました。転職エージェントからのフィードバックでも、大変評価が高かったとのことでした。
ほとんどの時間を雑談形式でのやり取りだったので、気張らず話せたことが功を奏したのだと思います。

そして一次面接を難なく突破。最終面接に臨みました。

2社目の最終面接を簡単に振り返り

最終面接は話が噛み合いませんでした

2社目の最終面接の概要は下記のとおりです。

・面接官:配属予定部署の本部長(担当役員)、副本部長、人事担当者の3名
・面接時間:約1時間
・面接手段:対面

各面接官からの質問は一次面接とほぼ同じだったのですが、全体を通して話が嚙み合いませんでした。

面接官は常に自社の愚痴ばかりを言うのです。最初は私の対応を試しているのかな?と思ったのですが、「こんな会社入らないがいい」「あなたがやりたいことなんてない」などと言われ、挙句の果てには、一次面接の面接官からお聞きした「会社が注力していること」について言及したら、「あいつ、いらん事言いやがって」と言う始末。

面接は1時間ほどで終了しました。この時点での自分をすべて出し切れたと思いますが、話の食い違いは多々ありました。

一次面接の面接官と最終面接の面接官との間で、考え方が全然違い、相互の意思疎通が取れていないのではと感じました。
面接からの帰り道に思ったことは、おそらく不合格だが、もし合格で内定だとしたら、果たしてこの会社に入社しても良いのだろうか?ということでした。

案の定、不合格だったので、悩むことなく済みました。

今回の最終面接で学んだこと

面接官の理解力はピンきりです

転職エージェント曰く、この会社の選考には30名ほどが応募し、一次面接には3名、最終面接には2名が進みました。

そして、私と一緒に最終面接に進んだもう一方が内定を勝ち取ったのです。

しかし、その方は内定を辞退したとのことです。収入面の条件が折り合わなかったとのことですが、私と同じように面接時に何かの引っ掛かりを覚えたのかもしれません。

今回の最終面接での反省点・改善点を挙げるのは難しいのですが、その中でも明確な学びが一つありました。
それは、面接官の理解力に合わせて説明の仕方を変えるということです。

何をいまさら。そんな稚拙なことか。という感じですが、今回の最終面接で話が嚙み合わなかった原因だと考えます。

私は中途採用になるので、入社後の配属先は決まっており、面接ではその職務の専門用語を交えながら話していたのですが、面接官の中には専門用語が分からず、私の言っていることが理解できていないという場面が見受けられたのです。

上の立場になればなるほど現場の実態が見えづらくなる傾向はあると思うので、上の立場の人であればあるほど平易な言葉で話をする必要があるのかもしれません。

一社目の最終面接の模様は下記の記事で記載しています。

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