本記事を5/28(土)に更新しました。
YouTube「キャリアホライズンチャンネル」で、プロの方がまさしく私が思っていたことをお話しされているので、その動画を貼付します。
私は2022年4月に転職しました。
2021年8月に転職エージェントに登録して転職活動を開始。
2021年9月から企業求人への応募をスタートし、2022年1月に、ある企業から内定をいただき転職活動を終了しました。
転職活動の戦績は、
・書類応募:7社
・書類通過:3社
・1次面接通過:3社
・最終面接通過:1社
です。
この半年に及ぶ転職活動を経験してはっきり言えることは、採用のための絶対条件でない限り、「転職活動のために資格を取る」ことは意味がないということです。
取って付けたような資格取得が転職活動を有利に進めることは絶対にありえません。
士業など資格を必要とする仕事以外は資格の有無は影響なし

士業などその資格(免許)がないとできない仕事や、企業が採用条件に資格保有を掲げている場合以外は、転職において資格取得が有利に働くことはありえません。
これは、企業側の立場に立って考えたら簡単に理解できることです。
採用担当者にとって、転職のためにとりあえず取得した資格は評価のしようがありません。
採用担当者が知りたいのは、「その資格をどのように仕事に生かしたか」です。
「資格を仕事に何も生かしていない」といった場合、「じゃあ、何で資格を取ったんだ?」となりかねません。
仕事に生かされていない資格のアピールは、場合によってはマイナス評価になると私は思ってしまいます。
無意味なことを履歴書に書いたり面接で話したりすると、論点がずれている人間だと思われるのと同じ論理です。
私は簿記2級を取ろうとしていた

前述のとおり、私は2021年8月に転職エージェントに登録して転職活動を始めました。
実はその3ヶ月ほど前に、簿記2級の勉強を始めていました。
簿記2級を取得しようとした理由は、財務諸表を理解したい、財務諸表の行間を読み取りたい、といったものでした。
しかし、転職活動をスタートすると同時に簿記2級の勉強を中止しました。
職務経歴書の作成や面接対策に全力投球するためです。
簿記の勉強をする時間がもったいない、いや、そんな時間はないと理解したのです。
結果的に、転職活動5カ月目で、ある企業から内定をいただけたのですが、転職活動と簿記2級の勉強を両立して進めていたら、おそらくこの時点で内定は出てなかったと思います。
簿記2級を取得したからと言って、そんな取って付けたような資格は転職活動では何の強みにもならないと悟ったことも、簿記2級の勉強を中止した理由の一つです。
もしその時、簿記2級の勉強を継続していれば、今も転職活動を続けているような気がします。
一心不乱になって転職活動にすべてを注いだからこそ、内定をいただけたのだと思っています。
資格取得は明確な目的をもって

私は、資格取得自体は否定しません。
明確な目的をもって資格の勉強をするのであれば、それ自体は大切なことですし、優先順位の高いタスクだとも思います。
一方で、転職活動の履歴書欄を充実させたい、または、将来のために何となく取得しておきたいなど、結局何の役に立つかもわからないにもかかわらず、資格の勉強に時間を費やすのは、あまりにも稚拙だと断言します。
腹落ちさせて行動に移し、無駄を最小限に

私はこれまで40数年間生きてきましたが、おそらくその内の6割ほどは時間を無駄に費やしてきたような気がしています。
ですので、残りの人生が40年だと仮定して、その40年間、できる限り無駄を生じさせないことが、今、私の人生における大きなテーマとなっています。
人生、日々勉強です。
その勉強が無駄にならないように、何故その勉強をするのかを必ず腹落ちさせてから行動に移すことが大切です。
勉強に限らず、行動すべてが当てはまります。
人生は有限です。
人生の無駄を撤廃させましょう。
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