私は40代で何のスキルもなく、管理職でもない、ただの平社員から転職した氷河期世代の平凡な会社員です。
転職先で働き始めてから半年が経過しました。
長かったようであっという間に過ぎていった半年。
人生で最も刺激的な半年間だったと思います。
せっかくなので、怒涛のようだった半年間を振り返ってみたいと思います。
前職と比べて仕事量は3倍
転職して間もないころは、私のスキルを測るような感じで少しずつ仕事を与えられていたのですが、最近はそんな悠長なことはやってられないとばかりに、あれよこれよと仕事を依頼されるようになってきました。
決して私のスキルが高いから仕事が依頼されているというわけではありません。
40代中盤になっても平社員だし、そのうえ前職を逃げるようにして辞めた人間ですので、スキルなんてほぼゼロみたいなものです。
私が配属された部署の仕事量が半端なく多いので、スキルや適性なんか関係なく、全員で手分けして、とにかく仕事をこなしていかなければならないという状況なのです。
そういうわけで、私にもそれなりの量の仕事が舞い込んできているのです。
おかげさまで、9月の残業は40時間をオーバーしました。
前職と比べて3倍ほどの仕事量があると思います。
私は40代でそんなに体力があるわけでもないので、仕事をガンガンこなしていきたいなんて、これっぽっちも思っていません。
仕事量の多い少ないは実際に入ってみないとわからないところですので、転職した今の仕事量の膨大さは事故みたいなもので、まあ仕方がないというのが本音です。

周りの人に地雷なし
職場にいる他の社員には、とんでもない地雷という人はいません。
一癖も二癖もある人は何人かいますが、職場環境を劣悪にするような人は今のところ見当たりません。
ただ、そもそも、私自身が激務のため、周りの人とコミュニケーションを取る機会が少なく、各人の為人をよく分かっていないということがあります。
一人一人をよく知っていくにつれて、実は酷い地雷だったということはありうるかもしれません。
まあ今のところは、大きく仕事に支障をきたすほど、人間関係が悪化しているということはありません。
人間関係も職場ごとの運不運がありますので、実際配属されての運次第というところがあると思います。

下手なプライドが薄れてきた
転職先には、私は平社員として中途入社しており、周りの人には自分よりも若い人がたくさんいますし、自分よりも若くして役職が上の方もたくさんいます。
そうした環境の中、若い人からさまざまな指示を出されたり、指摘されたり、たまには叱責されたりしても、感情的になることは激減したような気がします。
前職の時も、どちらかというと40代になってからは自意識過剰感が薄れつつあったのですが、転職してからは一層下手なプライドは薄れてきました。
おそらく、年は取っていても教えていただく立場だという心構えで過ごしてきたので、腰の低いおじさんが板についてきたのだと思います。
プライドなんて本当に邪魔なだけですし、私のような氷河期世代の崖っぷち転職組にとっては、プライドなんて絶対に捨て去らなければならないものだと思います。

覚悟を決めれば転職で後悔はしない
私は前職で、代表取締役に嫌われたことを契機に転職する決意をしました。
そして、何のスキルもないにも関わらず、運よく今の会社に採用いただき、これまで半年間勤めてきたところです。
この半年間で、今の会社に貢献できているかというと、「YES」とは言い切れませんが、今の会社には雇っていただいた恩返しを絶対にしなければならないという強い思いは持っています。
残業が重なり、バッテリーが切れ、頭と体が全く言うことを聞かなくなる日がよくあります。
この先の自分自身が心配になることもよくあります。
私は自分に全く自信がありません。
それでも背水の陣の覚悟で転職をしました。
半年たった今でも、会社のシステムがよく分かりませんし、仕事の難易度についていけないことも多々あります。
しかし、覚悟を決めた転職なので、転職したことに全く後悔はないですし、むしろ前職を飛び出して今を忙しく過ごせていることに満足しています。
40代半ばの私ですが、次の半年で少しばかりは成長を実感できるように努めたいと思います。
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