氷河期世代が転職して1年が経った感想

転職

私は40代半ばで何のスキルもなく、管理職でもない、ただの平社員から転職した氷河期世代の平凡な会社員です。

転職先で働き始めてから2023年4月で1年が経過しました。

本当にあっという間に過ぎていった1年でした。

人生で最も刺激的な1年間だったと思います。

この刺激的な1年を少し振り返ってみたいと思います。

任されている感が強まってきた

転職して半年経過時のブログでも書きましたが、相変わらず仕事量は多く、前職と比べて3倍ほどの仕事量といった感じです。

一方で、半年前に比べて、一つ一つの仕事に対して、任されている感を強く感じることが増えてきたように思います。

私自身、職場環境や業務に慣れてきたこともあるかと思いますが、任されている感を実感すると、やはり仕事への士気が高まり、仕事が楽しく感じることも増えました。

心がけはノープライド

私は40代半ばのおじさんでありますが、転職先の会社ではあくまでも1年生でしたし、今年度も2年生にすぎません。

見た目はおじさんでも、2年目の社員と立場は同じだというつもりで姿勢を正すよう心がけます。

10歳以上も年下の方と一緒に仕事をすることもありますが、私の方が社歴が後輩であり、教えていただく立場だということを自分に言い聞かせて、コミュニケーションを取るようにしています。

氷河期世代のおじさんが転職した際に常に意識することは、「プライドを持たない」。これに尽きると思います。

管理職か非管理職かは関係ありません。

「転職先に雇っていただいた」ということを片時も忘れることなく、常に謙虚な姿勢を貫くことが、自分の転職先での立ち位置を有利に進めるものと思います。

下手なプライドは何の得にもなりません。

秘訣は真似ること

私のような40代で非管理職の人が、転職先で活躍するためには、まずは周りの人の仕事を真似ることが手っ取り早いと思います。

おそらくこの人は仕事ができるな、という人を見つけて、その人の仕事の仕方を真似てみるのです。

どうしても分からないことがあれば、直接「あなたの仕事の仕方を真似しているので、教えてほしい」と聞いたら良いのです。

40代半ばにとっては、恥ずかしげもなく仕事のやり方を聞くのはなかなかハードルが高いことですが、だからこそ、ノープライドで仕事に臨む必要があるのです。

私はこれといったスキルを持って転職したわけではないので、特に自分の仕事のスタイルにこだわりがあるわけではありません。

だから、転職先の人の仕事を真似して、何となく自分なりのやり方にカスタマイズしていきました。

今のところは、それで仕事が順調に進んでいるので、ひとまずは良しとしています。

年収は前職から50万円アップ

転職から1年経っての年収ですが、前職の最終年度と比べて50万円近く増えました。

ただし、これは残業が増えたことが主な要因であり、基本給などベース部分はあまり変わらないかと思います。

ただそれでも、働きに応じた報酬をいただけるということは、本当にありがたいことですし、今の会社には感謝しかありません。

給料の良し悪しは仕事への士気に必ず関係します。

転職2年目の抱負は

転職1年目は、会社や仕事への慣れが自らのテーマであり、それらに適応することで、仕事も徐々に任せていただけるようになりました。

そして2年目となる2023年度ですが、今年度の抱負は、自らのオリジナル色を仕事にトッピングすることです。

私のならでは感を感じ取れる仕事をすることで、会社にとってもようやく「この人を中途採用して正解だった」と思ってもらえるのだと思います。

転職して1年経過した率直な感想は、「転職して良かった」ということです。

疲労困憊の1年でしたが、「生きている」と実感できる1年でした。

転職2年目の2023年度は、少しばかり自らの飛躍を感じられる1年にすることを目指したいと思います。

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