私は40代で何のスキルもなく、管理職でもない、ただの平社員から転職した人間です。
つまり、氷河期世代の崖っぷち転職です。
だからこそ覚悟を決め、脳みそと体に鞭を打って毎日労働に勤しんでいます。
今年4月に転職し、間もなく半年を迎えます。
最近になって残業が増えてきました。
そこで、現在私がどんな1日のスケジュールを送っているのかを紹介したいと思います。
8月の残業時間は35時間
ここに来て、残業の増加とともに疲労の蓄積があからさまになってきました。
ある程度の残業ならば、生活費の足しになってありがたいと思っていたのですが、最近は少しの残業もしたくないという思いが芽生えつつあります。
相当体が蝕まれてきた証ですね。
さて、直近の8月の残業時間は35時間でした。
8月の勤務日数は17日でしたので、1日平均残業時間は2時間ということになります。
残業代を概ね1時間2000円とすると、70000円を残業で稼いだということになります。
ただ、肌感覚では70000円以上に脳みそと体のダメージが大きいですね。

残業35時間でも時間外労働60時間のからくり
一見、1日の残業時間が2時間なら大したことないと思われるかもしれませんが、そこにはちょっとしたからくりがあります。
まず、始業前と終業後のタイムカード認識から外れた労働時間が1日40分ほどあります。
さらには、労働時間にカウントされない昼休憩60分のうち50分は労働しています。
実質のランチタイムは10分です。
すなわち、残業にカウントされない時間外労働を1日あたり90分行っているのです。
8月の1カ月では残業外の時間外労働は25時間です。
その結果、8月の時間外労働は、残業の35時間と残業以外の25時間を合わせて60時間となります。

通勤時間は往復4時間
そして、通勤時間もそこそこ長く、電車の遅れなどで乗り継ぎに失敗すれば、片道2時間ほどかかる場合があります。
行き帰り共に乗り継ぎが上手いこといかなければ、通勤時間は往復4時間ということになります。
満員電車に揺られ、人込みであふれるプラットフォームで肩がぶつかり合い、毎日通勤だけで消耗してしまいます。

毎日15時間の消耗戦に耐える
8月の出勤日のタイムスケジュールを整理します。
- 7:00~8:40 通勤
- 8:40~9:00 時間外労働(残業外)
- 9:00~18:00 通常勤務
- 12:00~12:10 昼食
- 12:10~13:00 昼休憩中の時間外労働(残業外)
- 13:00~18:00 通常勤務
- 18:00~20:00 時間外労働(残業)
- 20:00~20:20 時間外労働(残業外)
- 20:20~22:00 帰宅
てな感じです。
家を出て帰ってくるまで15時間です。
40代半ばの氷河期世代にとってはハードスケジュールです。
自分が選んだ道。後悔なし
4月からの転職先は、前職よりもはるかに仕事量が多く高いレベルが求められます。
私は決してスキルアップを求めて転職してわけではありません。
意図せず勝手にハードルが高くなってしまったということです。
付いていくので精一杯ですし、正直全く付いていけていません。
役立たずの烙印が押されかけているような気がします。
しかし、転職したことには全く公開していません。
前職を退職した理由は、長期政権が確実な代表取締役に嫌われていたからです。
転職先でつらく苦しい思いをしたからといって、前職にとどまることと比べたら月とすっぽんです。
いろいろと思い悩む氷河期世代はたくさんいると思います。
私もその一人です。
「どれだけつらくても、後悔をしない生き方を一緒に実践していきましょう」と、自分自身と思いを同じくする氷河期世代の皆さんにお伝えして、本記事を閉めたいと思います。

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