新聞を楽天証券で読み、スマホをUQに切り替え、年間12万円の節約

資産運用(老後の備え)

2020年の家計は赤字に

2020年9月に新聞購読の解約、2020年12月にスマホキャリアの変更を行いました。新型コロナウイルスの影響で家計が火の車になったことに由来します。
2020年は仕事量が大きく減り、残業代はゼロ。加えて会社の業績が悪化し、ボーナスカットとなりました。その結果、年収は前年比10%以上のダウン。2021年は改善されるどころか、業績はさらなる悪化が予想され、もう一段の給与減が濃厚です。
また、2019年にゆうちょで購入した投資信託を10%以上の損失で売却しており、その結果、支出が収入を上回る家計赤字に陥ってしまいました。

生活費の見直しで新聞とスマホに目を付ける

家計改善のために、取り急ぎ生活費を見直すことにしました。生活費の大半は「家賃」「車関係(ガソリン代、保険、自動車税、その他維持費等)」「水道光熱費」が占めますが、これらは生活必需であり簡単に見直すことができません。見直すにしても家賃の場合は引っ越し、車の場合は買い替えや売却など大掛かりな見直しを検討しなければならず、すぐに着手することができません。
そこで、カード支払いや銀行口座振替の内訳を見たところ、新聞購読費やスマホ使用料が重荷になっていることが分かりました。毎月の支払ですし、ボディーブローのようにじわじわと家計を圧迫していたのです。そうと分かれば、さっそく見直し。新聞は解約し、スマホは格安スマホに乗り替えることにしました。合わせて年間12万円ほど節約できる見込みです。

10月値上がりのタイミングで新聞の購読を解約。年40,800円の節約

家計見直しを検討し始めた2020年9月半ばごろ、新聞が10月に値上げするとの通知がありました。私の家族は奥さんと娘一人の3人家族ですが、新聞を読むのは私だけです。奥さんと娘はテレビ欄専門です。テレビ欄については番組表アプリがありますし、テレビ画面に番組表を映し出すこともできます。別に新聞のテレビ欄が無くても困らない状況でした。
一方、私は2020年から楽天証券に口座を開設しており、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」を使用すると、無料で日本経済新聞が読めてしまうのです。しかもこれが大変使い勝手が良いのです。
※楽天証券スマホアプリ「iSPEED」の詳細は、後日、別のブログで解説します。

そんなわけで、我が家には紙の新聞を購読する必要はないということが分かりました。販売店には10月から値上げするからと伝え、9月末をもって新聞購読を解約しました。購読料は月3,400円なので、年間40,800円の出費削減となります。

紙の新聞は今後間違いなく
淘汰されるでしょう

スマホキャリアは21年間使ったソフトバンクからUQに乗り換え。年46,800円の節約

私は21年間、スマホ(携帯)キャリアはソフトバンク(旧・J-フォン)でした。ここ数年間の利用料金は、月約8,500円でした。私の契約更新期間は12~2月だったので、2020年12月にソフトバンクからUQに乗り換えました。
格安スマホの中でUQを選択した理由は、iPhoneが使えることです。私は2009年のiPhone3以来のiPhoneユーザーであり、それ以外のスマホを所有することが考えられないのです。
UQへの乗り換えと同時にiPhone6からSEに買い換えました。UQでの毎月の利用料金は、iPhoneSEの2年間分割支払金1,485円を含めて約4,600円です。キャリア乗り換えにより、月3,900円、年46,800円の出費削減の見込みです。
※乗り換え時の諸費用は一過性のため度外視しています。

2020年12月のソフトバンクの請求金額:8,476円
2021年2月のUQ請求金額:4,619円

ソフトバンク時代はデータ通信料5GBのプランでしたが、UQでは3GBの「くりこしプランS(旧スマホプランS」で契約しています。にもかかわらず、データ残量が以前よりたくさん残るという不思議な現象が起きているのです。
その理由は、UQには「節約モード」という設定があり、データ消費量ゼロで通信ができる仕組みになっているのです。動画の視聴や重い画像のダウンロードは困難ですが、SNSなど、それ以外の普段使いだと「節約モード」で十分です。結果、毎月のデータ使用料は1GBほどになってしまいました。
https://www.uqwimax.jp/mobile/norikae/data/

キャリアメールが高い壁として立ちはだかる

スマホキャリアの乗り換えは一筋縄にはいかず、大変高い壁が立ちはだかっていました。銀行や証券のオンライン口座、楽天やAmazonなどのネットショップをはじめ、ありとあらゆる登録ID (登録メールアドレス)をソフトバンクのiPhoneアドレスである「i.softbank.jp」にしていたのです。これらの登録をすべて変更しなければなりませんでした。UQにしてからはキャリアメールを所有していませんので、そのほとんどをgmailに変更し、一部をプロバイダーのメールアドレスに変更しました。
2日がかりの大変な作業でしたが、本気で家計を見直す必要があり、背に腹はかえられないのです。

登録ID変更時の棚卸を機に、
不要なIDを消去できスッキリです

奥さんのドコモもUQに乗り換え。年40,800円の節約

私の奥さんはドコモユーザーでしたが、契約更新期の2021年2月にUQに乗り換えました。乗り換えの提案を素直に受け入れてくれたのでホッとしましたね。
奥さんのドコモ時代の利用料金は、月約5,600円。UQでの毎月の利用料金は約2,200円。乗り換えにより、月3,400円、年40,800円の出費削減の見込みです。

奥さんもUQで不具合なし。
大満足
  • 新聞購読の解約        :年40,800円節約
  • 私のスマホキャリア乗り換え  :年46,800円節約
  • 奥さんのスマホキャリア乗り換え:年40,800円節約
  • 合計             :年128,400円節約

新聞とスマホで年間128,400円節約できる見込みです。つみたてNISA4か月分を拠出できる金額です。
日常生活には見直すべき出費がどこかに潜んでいると思います。クレジットカードや銀行引き落としの明細とにらめっこすれば、ムダな出費が見つかるかもしれません。

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