日本企業の多くは、2023年3月期の業績が概ね好調でした。
その影響で、今夏のボーナスは前年より増加した企業が多かったようです。
報道によると、経団連がまとめた従業員500人以上の大手企業121社の回答は、今夏ボーナスの従業員1人当たりの平均は、95万6027円と去年より3.91%増加したとのことです。
支給額は今の方法で調査を始めた1981年以降で3番目に高い水準。大手企業の勢いを感じます。
NHK「6/29:夏のボーナス95万円余 去年比3.91%増 過去3番目に高い水準に」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230629/k10014112881000.html
一方、国家公務員も管理職を除く職員の平均支給額はおよそ63万7000円で、3年ぶりの増加とのことです。
NHK「6/30:国家公務員に夏のボーナス 3年ぶり増 民間企業との格差解消で」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230630/k10014113691000.html
私のスペック
私は民間企業で勤めており、おかげさまで今夏のボーナスをそこそこいただくことができました。
果たしていくら貰ったのかということですが、その前に私のスペックを簡単に紹介します。
私は46歳。男性。2022年4月に転職した平社員です。
前職はクビ同然に追い出されました。
前職は自己評価と会社評価の乖離が大きいと感じ、すなわち経営層に嫌われた末に居場所を失ったという形です。
そして転職活動をして、44歳時に今所属する会社に拾ってもらったということです。
前職では管理職になれず、そのため転職後の今でも、46歳という年齢にもかかわらず非管理職の平社員として働いています。
ですので私のスペックを客観的にみると、「40代半ばの氷河期世代役立たず会社員」ということになるかと思います。

私の今夏のボーナス額
そんな私の今夏のボーナス額は、額面で120万円強、手取りで80万円強でした。
民間企業勤めの46歳としては、平均値もしくは中央値くらいかと思います。
しかし、私が非管理職の平社員ということを鑑みると、なかなか立派な額面をいただいたと思います。
前職も含め過去最高額ですし、前年度の民間企業の好業績を私自身も恩恵を受ける形となりました。

一転、反動で身も心も懐も寒い冬に
一転、冬のボーナスは夏よりベースが30万円ほど少ないのが確定しており、2024年3月期の上期業績がどうなるかもわかりませんので、身も心も懐も寒い冬になる可能性が高いのです。
ただ私の場合は、ボーナス額面うんぬんより、日々の仕事に懸命になり、1日でも長く会社から必要と思われるよう努めるだけですので、たとえ冬のボーナスが寂しかったとしても、おそらく何も感じることはないと思います。
ボーナス額面は仕事の出来栄えより業種業界次第
社内の評価でボーナスの額面は変わります。
しかし、それ以上に、どの業種業界で働いているかが重要です。
会社規模もしかりです。
私は前職も現職も評価は平凡です。
しかし、ボーナス額面はグンと上がりました。
異なる業種業界に転職し、そもそもの給与ベースが上がったためです。
氷河期世代は転職したいと思っていても、自信がないから大人しくしている人がたくさんいます。
向上心もない状態で日々過ごしてしまうので、いつの間にかストラにびくびく怯えながら過ごすこととなり、そしていつの日か本当にリストラの憂き目にあう可能性があります。
自分に自信があるかどうかは置いておいて、外の世界を見てみるという軽いつもりで転職活動をしてみるのもありかと思います。
意外と光明が差すこともあるかもしれません。
実際、何の取り柄もない私には光明が差しました。
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