公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つにiDeCo(個人型確定拠出年金)があります。
厚生労働省「iDeCoの概要」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html
私にとって、iDeCoは老後資産の要です。
60歳時点の最終iDeCo希望評価額は2000万円です。
とても厳しく到達が難しい希望額ですが、世界経済が今後も永続的に発展することで、運用商品も順調に成長することを期待しています。
期待というより、お祈りしています。
2022年度までのiDeCoの状況
私は2004年にiDeCoに加入し、運用を始めました。
当初の掛け金は月1万円ほどでしたが、徐々に増額し、2010年から2021年までは月々2万円超を積立していました。
そして、私は2022年4月に転職。
転職先でのiDeCoの掛け金は上限で数千円。
規定で仕方ありませんが、iDeCoが老後資産の要と考えている私にとって、少し残念に思ったことを記憶しています。
転職当初のiDeCo評価額は700万円ほど。
ここから外国株インデックスを月々数千円積み立てて、60歳時点でどこまでいくかということになります。
この時私は44歳。
残り16年です。
詳細は前回の記事をご参照ください。
2022年度は低調な運用状況
転職後、元手700万円からスタートした2022年度のiDeCo。
結果、2023年3月末時点で+3.6%の損益率でした。
S&P500やVTなどのアメリカ主要指標もこぞってマイナス評価だった2022年度なので、私のiDeCo運用も低調なのは仕方がありません。
2023年4月~6月が爆発!
一転、2023年度に入り、一気に損益率が暴騰しました。
損益率は、4月末時点+6.5%、5月末時点+11.4%、6月末時点+20.1%と3カ月間はうなぎのぼりでした。
2022年の低調さを一気に取り戻した感じです。
2023年7月以降は伸び悩みに逆戻り
しかし、好調は長続きしませんでした。
2023年7月以降、このブログを書いている8月26日時点まで完全にヨコヨコ状態です。
アメリカのインフレ対策や長期金利対策にも影響を受けますので、気になるところです。
目先に一喜一憂せず淡々と積み立てる
転職した2022年4月を基準として、本日8/26時点の損益率は+20%です。
拠出金総額は700万円強なので、評価額は840万円ほどです。
減るよりも増えるほうが嬉しいですし、この先も増えるに越したことはありません。
ただ、iDeCoは60歳になってようやく現金化できる老後資産なので、今時点の評価額に対した意味はありません。
思わず毎日の評価額をチェックしてしまいますが、それに一喜一憂せず、ひたすら淡々と外国株インデックスを積み立てて、天命を待ちたいと思います。

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