40代半ば、氷河期世代の全財産

資産運用(老後の備え)

現在、氷河期世代の年齢は40代の半ばから後半に差し掛かったところです。

会社勤めで成功している氷河期世代は、課長や部長といった経営管理職になっていると思います。

一方、氷河期世代と言うだけあって、会社員生活で不遇な境遇にある人も多くいますし、正社員の座を掴むことができずじまいの人も沢山います。

結婚して子供が生まれて幸せな家庭を築いている人がいますが、いまだに独身で、この先も一生独身を貫く可能性が高い人も沢山います。

独身者の中には、稼ぎが少なく家族を養えないといった理由の人が沢山います。

氷河期世代は、金銭的にも余裕があり公私ともに充実している人がいますが、金銭的に余裕がなく公私ともに不満を持って生きている人も沢山います。

これが氷河期世代の実態です。

私も氷河期世代の一人です。

私自身、これまでの人生、大病を患い命を落としかけたこともありますが、全体を通して可もなく不可もなくといったところだと思います。

しかしながら、毎日の生活は激動です。

息つく暇もないくらい多忙を極めることがざらにあります。

そんな氷河期世代の中間層的な位置づけである私の全財産を記し、氷河期世代の金銭面での実態を知っていただきたいと思います。

40代半ば 氷河期世代である私のスペック

全財産を発表する前に、私のスペックを紹介します。

大学卒業後、新卒で入った会社に20年勤務し、今年の4月に転職しました。

40代半ばでの転職ですが、決してエグゼクティブ転職ではありません。

ですので転職先での肩書はなく、ただの平社員です。

前職でも平社員だったのですが、そんな40代半ばの平社員をよく転職先企業は採用してくれたもんだと我ながらに思ってしまいます。

現在の年収は転職したばかりなので不明です。

前職での最後の年収600万円弱でした。

ちなみに転職Hacksによると、40歳代男性の平均年収は600万円だそうです。

40歳代の平均年収、徹底分析

私は平均年収より若干少ないくらいのスペックだそうです。

家族は妻と子供一人の3人家族です。

妻は現在パート勤務で年収30万円ほどです。

私と妻を合わせた家庭内年収がちょうど600万円くらいということになります。

ちなみに持ち家はありません。賃貸マンションに住んでいます。

もう一度、私のスペックを要約します。

  • 40代半ばの氷河期世代
  • 今年、20年勤めた会社を辞めて4月に転職
  • 平社員
  • 年収600万弱
  • 妻と子供一人の3人家族
  • 妻のパートと合わせて家庭内年収約600万円

40代半ば 氷河期世代である私の全財産は…

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査・2019年」によると、40代で二人以上が住む世帯の平均金融資産保有額は、平均694万円とのことです。

40代の貯金額はいくらが理想?老後に向けて資金計画を立てよう

しかし、ここで注意しなければならないのは、この平均額は「金融資産を保有していない世帯を含む」という点です。

「貯蓄がない」世帯も含めた統計は、極端値(貯蓄ゼロ)に引っ張られて平均値が低くなります。

65歳での退職を想定して、それ以降に最低限の生活を送るには6,630万円、ゆとりのある生活を送るには1億830万円必要と、このりそなグループのHPには書かれています。

ちなみに現時点で私の全金融資産は、1,400万円です。

その内訳は、

  • 現預金:400万円
  • 株式・投資信託:1,000万円

現預金には、前職の退職給付金300万円が含まれます。

株式・投資信託には、前職で積み立ててきた確定拠出年金が含まれています。

この4月に中途入社した転職先にはDC制度がないので、どこかのタイミングでiDeCoを申し込もうと思っています。

老後2,000万円問題はギリギリ到達可能か

今の調子でいけば、老後にギリギリ2,000万円貯まるかどうかといった感じだと思います。

しかし、俗に言う老後2,000万円問題とは、持ち家有り、車保有無しを前提としています。

私は持ち家がなく、車は老後も使用するつもりなので、そうした場合、私の試算では老後6,500万円問題となってしまうのです。

前述した、りそなグループのHPとほぼ同じ試算となります。

今のままだと、とてもじゃないけど手に届かない金額です。

大卒後、正社員として働き続けてきましたが、いかんせん収入が多いわけではないので、老後の不安は募るばかりです。

国が推奨するiDeCoやつみたてNISAの恩恵にあずかろうと思っていますが、老後の不足分を考えると雀の涙にしかなりません。

正直、お金のことを考えると悲観することばかりでお先真っ暗です。

お金はとても大切なものですが、そればかりに気を取られることなく、毎日の生活を面白く過ごしていけたらと思います。

それでもやはり、お金に気を取られてしまいます。

結局、収入が多いか少ないかで人生の大半が決まります。

これが氷河期世代の実態です。

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